Motoakimのメモ

北海道の田舎を出て、プログラミングを始めた一大学生のメモ。

インストゥルメンタル

ライブに行ってきた。NHKホールや武道館のような大きな会場のライブではなくて、下北沢の小さなお店で、30人も入れば満席になるようなお店で。

タブラ奏者のきゅうりさんから、Facebookで招待を送って頂いたので、遊びに行くつもりでいた。

きゅうりさんとは、僕の大好きなハラタアツシさんとコラボした時のイベントで初めてお会いして、また聴きに伺いたいと思っていたところだった。

今年はまた、小さな会場のライブにも行くことがちょっと増えた。お店に向かう時のなんともいえない期待や、お店に着いたときの高揚感が好きだ。


今日のライブは本当に最高だった。きゅうりさん(タブラ)、岡部洋一さん(パーカッション)、ヨシダダイキチさん(シタール)の3人による、アドリブのライブ。

何もかもが最高だった。あの1時間半は、僕にとって全てが完璧に噛み合っていた。

お店に入ったときに、前のライブでたまたま知り合った男性と声を交わし、きゅうりさんと少し話し、梅酒ビールを飲んで演奏開始を待った。夕飯をとっていなかったので、早めの酔いが気持ちよかった。

演奏が始まった。何もかもが素晴らしかった。

3人の独立したリズムがお互いに意識しあって、時に重なり合って、時に1人が主役になって、渾然一体となる様。

そんな演奏を意にも介さず回り続けるミラーボールと、演奏に合わせてグルーブする観客。

二杯目で頼んだコロナビールと、開始1時間でやっと来たチーズ&サラミ。そこに一緒についてきたいちじく。

煙草の匂いと、観客のちょっとした会話。

そこには、僕が感じたいと思っていたものよりはるかに刺激的なもので満ちていた。


ノンストップの1時間半の演奏があっという間に過ぎた。インストゥルメンタルの音楽はなぜあんなにも印象的なのだろうか。僕はふとした時に、例えば素晴らしいライブを体感した夜に、こんなブログを書きたい気持ちになる。

そんな夜は、目に入る全てものもが美しく感じるようになる。今夜は、下北沢の街の風景が、やけに価値のあるものであるかのように感じた。

久しぶりに、家のワイングラスでワインを飲んだ。久しぶりに、今日はよく眠れそうな気がする。